こんにちは、つむむです。
連日ニュースで報道される新型コロナウイルス。
患者数など病気そのものの話題もさることながら、

マスクがない!
というのは、切実に悩ましい問題です。
できれば家にいたいけど、会社や学校に行かないわけにもいかず…
今回のブログでは、マスクがない状況でも慌てず、冷静に対処できるよう情報を整理してみました。
前からあったコロナウイルスと新型コロナウイルス
コロナウイルスはヒトにも動物にも見られるウイルスです。
国立感染症研究所感染症疫学センターによると、ヒトが感染したものは
- 風邪のコロナウイルス×4種類
- 重症化するコロナウイルス×2種類
の6種類に特定していました。


ヒトにうつるコロナウイルスは、この6種類に今回の「新型」が加わるのね
風邪のコロナウイルス
風邪の10~15%(流行する時期では35%)は4種類のコロナウイルス(ヒトが宿主になるもの)が原因と言われています。
重症化するコロナウイルス
ニュースで「SARS(サーズ)を超えた」と言われるSARSやMARSもコロナウイルスの一種でした。
風邪のコロナウイルスと違うところは動物からヒトに二次感染した、ということ。
通常の宿主となる動物にとって軽症でも、種の壁を超えてヒトに感染すると重症肺炎を起こしてしまい、時には命にも影響を及ぼしてしまいます。

MARS は今もあるけど、SARS は終息してたのは知らなかった
新型コロナウイルス
7種類目のヒトに感染したコロナウイルス(COVID-19)です。
2019年12月に中国の武漢で発症の報告があり、2020年1月30日に WHO(世界保健機関)が「国際的な公衆衛生上の緊急事態」という声明を出しました。

ちょうど春節と重なる季節なんだよね
SARS が世界中に拡散した理由の一つは、春節で旅行に出た人が多かったこと。
今回は、その経験を活かして中国の旅行会社が団体旅行の取りやめをしたり、不要な外出禁止されたり。
そうすると経済面でも大きな打撃がありました。
※日本では厚生労働省の「新型コロナウイルスに関するQ&A」や東京都感染症情報センターから最新の情報を得られます。
10億枚の在庫が1か月で尽きたマスクパニック
厚生労働省が2020年1月16日に日本で最初の新型コロナウイルス感染者を報告すると、マスクの注文が殺到。
一般社団法人日本衛生材料工業連合会(日衛連)によると、年末年始に約10億枚あったマスクの在庫が1月には底を尽きたとのことです。

日衛連の統計をみると家庭用のマスクも毎年2億枚ずつ増えていますが、そのうち日本で生産されているものは約20%。残り80%は輸入に頼っています。

輸入の半数が中国に製造工場があるらしい
マスクのメーカー各社は、2月中旬には供給できるように24時間フル稼働しています。
また、富士康科技集団(フォックスコン)が中国深センにある電子機器の製造工場を医療用マスクの生産に切り替えるなど異例の対応を取る事態となりました。

菅官房長官が2月12日の記者会見で
「早ければ来週からマスクが供給できる見通しができた」
とコメントが出たよ
追記:2月21日の定例会見で「来月(3月)には月産6億枚」とコメントが出ました。
転売ヤーの買い占めという問題
マスク不足の理由として、
- 自分や自分の家庭用に購入
- 日本にいる外国人がマスク不足の母国に送るために購入
- 転売ヤーが購入
があります。
特に転売ヤーと呼ばれるオークションサイトやフリマアプリを通して荒稼ぎをしようとする人たちの買い占めが問題視され、消費者庁からも「高額転売は望ましくない」とコメントが出されました。(2020年2月5日消費者庁長官会見)
自分で対応できること
感染を広げないためには、

咳エチケットが大事!
マスクが一番必要なのは、罹患している人が咳などでウイルスを飛沫させないことです。
罹患していない人は、屋内で混雑していて換気の良くない場所ではマスクを感染予防として使うことには意味があります。
基本は手洗い、うがい、水分補給
ウイルスを体内に入れてしまうのは飛沫の感染もありますが、手指も気を付けないといけません。

電車のつり革、エレベーターのボタン、PCのキーボード等々、手で触ってしまうところに危険アリ!
ですので、出社したら手洗い、うがいで付着したウイルスを流してしまいましょう。

手洗いは石けんを使ってアワアワに!
洗剤じゃなくて、泡にウイルスを付着して落とすから
くどいようですが、手洗いは「泡立てる」のがポイント。
指の間や手首までしっかり洗ってくださいね。
通勤時間やルートを変えて混雑を避ける
ラッシュを避けた時間にするとか、1駅手前で降りて歩くなど、人混みを避けて出社するのもオススメです。

朝の通勤で歩いて、日光に当たれば免疫力を高めるビタミンDも作れるよ!
歩くことで体力もつけられるし、脳も活性化するので一石二鳥ですね。
布マスク(ガーゼのマスク)でしのぐ
今、品切れなのは不織布のマスク。
不織布に細菌やウイルスを通さないフィルター加工されているので、防塵性は抜群です。
ただし、ちゃんと装着できないとマスクの横から吸ってしまうので要注意。
一方で布マスク(ガーゼマスク)は、綿なので保湿に優れています。
小さなウイルスは通してしまいますが、近くで咳をされた時の飛沫は直接吸い込まなくて済みます。
また、喉の乾燥を防いでくれる、洗濯できるのはいいところ。

マスクの内側に不織布を当てたり、外側をアルコール除菌するとより効果的だそうです。
まとめ

手洗い、うがいをこまめにやって、
気になる人は布マスク(ガーゼマスク)でしのごう!
新型コロナウイルスの初期症状は風邪と似ているそうです。
37.5℃以上の熱が4日以上続く、呼吸器の症状がある場合は、ちょっと様子をみた方が良さそうです。

心配な人は
厚生労働省 新型コロナウイルス感染症電話相談窓口
へ相談してみるといいよ
電話番号:0120-565653(フリーダイヤル)
受付時間:9:00~21:00(土日・祝日も実施)
情報が分からなかったり、錯綜したりしますが、冷静に行動したいものですね。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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